ウィーンの路面電車と地下鉄は
乗り方が日本と違います。
初めての方はウィーン方式に
びっくりされるかもしれません。
ウィーンでは乗車の際に
良心が必要なようです。
ウィーンを楽しむために 路面電車の乗り方は?
日本ではあまり見られなくなった
チンチン電車ですが、ウィーンでは環境に
やさしい移動手段として人々に愛されています。
チンチン電車と地下鉄共通の市内乗り降り自由の
チケットが売っていますので、滞在期間に合わせて
お買い求めください。
ウィーンでは乗り降りの際に
改札というものがありません。
それではチケットなしでも乗り放題?
と思った方もいらっしゃるかもしれません。
ウィーンはカトリックの多い国なので、
タダ乗りする人はいないと思われます。
ときどき乗客の振りをした職員が
チケットのチェックをしていますので、
乗車券のお忘れにはお気をつけください。
その私服の職員に出会えた方は
運がよいそうです。
そのとき運悪くチケットを
持っていないときは、理由はどうあれ
罰金を支払うことになります。
ウィーンを楽しむために 地下鉄の乗り方は?
地下鉄もチンチン電車と同じように
市内乗り放題です。初乗りの期日刻印が
必要なチケットの場合は、乗車前に
青いボックスで、チーンと刻印をしてください。
ウィーンの地下鉄は、
U1からU6という5本が走っています。
U5はありません。
それではU1に乗ってみましょう。
Karlsplatz(カールスプラッツ)から
ドナウ川へ行きたいときは、Leopoldau
(レオポルダウ)方向に乗車して、
Donauinsel(ドナウインゼル)で
下車してください。
シェーンブルン宮殿へ行きたいときは、
カールスプラッツからU4のHütteldorf
(ヒュッテルドルフ)行きに乗り、
Schönbrunn(シェーンブルン)で
降りてください。
ベートーベンが遺書を書いた家に
行きたいときは、カールスプラッツから
U4でHeiligenstadt(ハイリゲンシュタット)
行きに乗車して終点まで行ってください。
まとめ
ウィーンでは路面電車と地下鉄を使えば、
ほとんどの観光スポットに行くことができます。
日程に合わせて、乗り放題のチケットを
お選びください。